会社概要

畳屋の三代目、村山義幸です。子供の頃、家に畳屋さんが来て、新しくなった畳の上に大の字に寝転んだことはありませんか。その時の新しい畳の匂いを、憶えていませんか。日本人のDNAには、畳の上での生活が刷り込まれている。だから、畳に座ると落ち着くのだと思います。私ども村山畳店は、私の父である村山義雄が昭和27年に盛岡市前九年で創業。昭和47年に当地に移転して以来、この地域でお世話になってきました。 お蔭様で、時代の移り変わりはあっても地道に畳屋として営業を続けてくることができました。ところが、最近の住宅はほとんどが洋室になり、畳と接する機会が減ってしまいました。先日お電話をいただいたお客様です。家を新築して10年。その間、畳を気にすることなどなかったそうです。よく見れば、色あせもしてちょっと気になる。畳を取り替えようと思ったのですが、じゅうたんを替えるように簡単にはいきません。インターネットの電話帳で調べたのですが、どうもよくわからない。どこに頼んでいいかわからなかったそうです。何事も初めてのことは戸惑うものです。